約 3,126,833 件
https://w.atwiki.jp/inisienomegami/pages/55.html
一覧 ○説明 ○ステータス 説明 杖と相性がよい魔法の使い手 マグマバーストやイフリートスピリッツなど強力な属性魔法が多い ステータス Lv 種類 アビリティ 5 ジョブ 最大EP+2 10 ジョブ ワンド魔攻+5% 15 ジョブ 魔攻+150,回避+15 20 ジョブ ワンドスキル威力+10% 25 ジョブ ワンド魔攻+5% 30 ジョブ 魔攻+200,回避+20 35 ジョブ ワンドスキル威力+10% 40 ジョブ ワンド魔攻+10% 40 キャラ ワンド魔攻+3% 45 ジョブ 魔攻+120,回避+20 50 キャラ 回避+25 ※間違いや、仕様変更がある場合コメントで報告してください。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bluetears/pages/19.html
30歳
https://w.atwiki.jp/monsterbusters/pages/23.html
クラス説明 クラス使用感 パッシブパッシブⅠ パッシブⅡ パッシブⅢ クラススキル コメント クラス説明 難易度 ☆☆ 属性が付与されているコマンド、スキルが豊富。 相手の弱点を突いた戦法で真価を発揮する。 属性強化のパッシブで構成されている。 (ゲーム内説明用より引用) クラス使用感 相手の属性耐性を把握していないとダメージを出しにくいクラス。 パッシブの魔力吸収により、MP枯渇の心配は少ない。 パッシブ パッシブⅠ 魔力吸収 Lv パッシブ効果 1 MP回復速度が2倍速になる。 2 MP回復速度が3倍速になる。高速MP回復の際、移動速度低下を緩和。 3 MP回復速度が4倍速になる。高速MP回復の際、移動速度低下を緩和。 4 MP回復速度が5倍速になる。高速MP回復の際、移動速度低下を無効化。 M MP回復速度が2倍速になる。高速MP回復の際、移動速度低下を無効化。 パッシブⅡ 弱点看破 Lv パッシブ効果 1 弱点属性(敵の耐性100%以上)で攻撃ダメージ補正+20% 2 弱点属性(敵の耐性100%以上)で攻撃ダメージ補正+30% 3 弱点属性(敵の耐性100%以上)で攻撃ダメージ補正+40% 4 弱点属性(敵の耐性100%以上)で攻撃ダメージ補正+50% M 弱点属性(敵の耐性100%以上)で攻撃ダメージ補正+20% パッシブⅢ 属性浸透 Lv パッシブ効果 1 4コンボ毎、属性補正+1% (上限+50%) 2 3コンボ毎、属性補正+1% (上限+50%) 3 2コンボ毎、属性補正+1% (上限+50%) 4 1コンボ毎、属性補正+1% (上限+50%) M 4コンボ毎、属性補正+1% (上限+50%) クラススキル 属性増幅 毎秒60ゲージ消費 属性耐性が150%以上の敵に対して与える属性ダメージ+100% コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/queenssoulpict/pages/113.html
攻 1529防 1870魔力 20 攻 2079防 2540魔力 20 攻 2307防 2819魔力 20 攻 2477防 3027魔力 21
https://w.atwiki.jp/elendia/pages/49.html
第07話:融合召喚! 聖騎士 マジシャンズ・クルセイダー 「ブラックマジシャン・ガールと魔導騎士 フロームンドの融合・・・。 まさか、あのモンスターを・・・!?」 『魔術師でもあり騎士でもある最強のカードを、今ここに呼び寄せるわ! ブラックマジシャン・ガールと魔導騎士 フロームンドを融合!!!』 ブラックマジシャン・ガールと魔導騎士 フロームンドが次元の渦に飲み込まれていく。 最強の騎士を呼び寄せようとしたことで次元の渦から雷が落ち、次第にその雷は人の形となる。 『いでよ、聖騎士 マジシャンズ・クルセイダー!!』 《モンスターカード》 聖騎士 マジシャンズ・クルセイダー 融合 / 効果モンスター ☆8 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻 2900 / 守 2500 「ブラックマジシャンガール」+騎士と名の付くモンスター1体 このカードの種族は「戦士族」としても扱う。 このカードの特殊召喚に成功した時、コイントスを3回行う。 表が出た回数により、以下の効果を適用する。 (表が複数出た場合は、出た回数までの効果をすべて適用する。) ● 1回 : 相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を自分のカードとして使うことができる。 ● 2回 : ターン終了時まで、相手フィールド上のモンスター1体のコントロールを得る。 ● 3回 : 相手プレイヤーと自分のライフポイントの差だけ、このカードの攻撃力をアップする。 このカードは融合召喚したターン内に攻撃することができる。 「聖騎士 マジシャンズ・クルセイダー!? まさか、最新パックの一番レアなカードか!? なんで茜がそんなカードを!?」 「クッ、やっぱりそのカードを・・・!!」 『このカードの効果はか・な・り強力よ。今からコイントスを3回行い、表が出た回数によって効果が 発動するわ! しかも、表が複数回出た場合はその回数までの効果をすべて適用することができる!』 「ここまで追い込まれた状況であのモンスターを融合召喚するなんて、かなりの引きね・・・・。」 『いくわよ、運命のコイントス!!』 マジシャンズ・クルセイダーの前に大きなコインが1つ現れ、コイントスを行う。 1回目は・・・・・・ 『表よ!!』 「クッ!」 『これで、奈央さんのリバースカードは私のカードとして使うことができる! さらに!』 2回目のコイントス! これが表だったら、クイーンズ・ビーをこのターンのみ自分のモンスターにできる! 『2回目も表よ!!』 「そ、そんな!?」 『奈央さんのクイーンズ・ビーを頂くわ! もちろん、このターンのみだけどね!』 女王蜂 クイーンズ・ビーがまるで洗脳にかかったように、私のフィールドにやってくる。 奈央さんのモンスターとリバースカードを奪ったことで、奈央さんのフィールドはガラ空き状態。 でも、これじゃまだ奈央さんのライフポイントを0にすることはできない……。 3回目のコイントス、これが決まれた間違いなく私の勝利になる・・・・ッ!! 『3回目、これで勝てるかどうかが決まる!!』 「コレで表が出たら、私の負け・・・。お願い、表は出ないで・・・!!」 コインが宙に浮いて落ちてくるまでの時間が、とてもゆっくりに感じる。 表が出てほしいと願う私と、裏になってほしいと願う奈央さん。 運命の女神は、どちらかにしか微笑まない。 だが、思わぬ結果にその場の誰もが驚きの声を上げた。 「裏だッ!!」 「ふぅ・・・。」 『そ、そんな~・・・・。』 運命の女神は私に微笑んではくれなかった。 今までどんな土壇場になっても、勝利を手にしてきた私。 でも、今回はそうはいかなかった。 決め手には結びつかず、私が危うい状況に立たされていることに変わりはなかった。 「危なかったけど、何とか助かったわね。」 『でも、私の攻撃で5700ポイントのダメージを与えることができる! いくわよ、マジシャンズ・クルセイダーとクイーンズ・ビーの2体で攻撃!!』 このターンでは勝てなかったけど、切り札を奪ったんだから少しでもダメージを与えとかないとね。 『まずはクイーンズ・ビーでの攻撃、マシンガン・ニードル!! さらにマジシャンズ・クルセイダーでの追撃、聖なる十字剣(グランド・クロス)!!』 「きゃああぁぁぁぁぁ!!」 奈央さんはモンスターによる攻撃を防ぐことができず、5700ポイントのダメージをまともに受けた。 これで奈央さんの残りライフは2300。 でも・・・・。 「攻撃を受けることくらい、計算済みだったわ。それに、このターンで勝負を決められなかったのが 私にとっては救いだったけど、あなたにとっては大きな痛手になるわね。」 そう、このターンで勝負を決められなかった私は、次の奈央さんのターンで負ける。 奈央さんのクイーンズ・ビーは、スタンバイフェイズに蜜蜂トークンを1体フィールドに特殊召喚し、 親玉のクイーンズ・ビーはその蜜蜂トークンを生贄に捧げることで攻撃力が500ポイントアップする。 今は私のフィールドのマジシャンズ・クルセイダーの方が100ポイントだけ攻撃力を上回っているけど、 次のターンにクイーンズ・ビーの攻撃力は3300ポイントまで上がり、マジシャンズ・クルセイダーを超える。 そうなれば、残りライフが50ポイントしかない私に残されるのは敗北の2文字だけ。 『どうしよう、このままじゃ勝てない・・・。でも、私にはもう手札もないし・・・・。』 「残念ね。あなたがさっき私から奪ったリバースカードは、フェイント用に伏せておいた魔法カード。 しかも、ソレは昆虫族を対象とした通常魔法カードだから、あなたには使うことができないわ。」 『くそ、ここまでか・・・・。ん? 待てよ?』 このデュエルが始まってから今に至るまでの過程を、順に思い出してみる。 もしかしたら、勝てるかも・・・・・!! 『私はこのままターンを終了するわ!』 ● 茜 :ライフ50 手札0枚 モンスター1体 リバース1枚 ● 奈央:ライフ2300 手札2枚 モンスター1体 「私のターンね、ドロー。とりあえず、スタンバイフェイズで蜜蜂トークンを1体特殊召喚するわ。」 奈央さんのフィールドに、クイーンズ・ビーの効果で生まれた蜜蜂トークンが特殊召喚される。 このターン、奈央さんはトークンを生贄にしてクイーンズ・ビーの攻撃力をあげて攻撃してくるはず。 「私はカードを1枚セット、そして蜜蜂トークンを生贄に捧げ、クイーンズ・ビーの攻撃力を 500ポイント引き上げる!」 女王蜂 クイーンズ・ビー 攻撃力2800 → 攻撃力3300にアップ(クイーンズ・ビーの効果) 「これで終わりよ、クイーンズ・ビーによる攻撃! マシンガン・ニードル!!」 撃ち出された幾つもの針が、私に向かってくる。 私は・・・・・・負けられない、いや、負けたくないッ!! 『へへ、奈央さん、このデュエルはまだ終わらないわ。』 「なんですって!?」 『やっぱり私のデッキには、無駄なカードなんて入ってないんだよね~。 私は墓地に存在する運命の女神 フォルトゥナの効果を発動する! このカードは墓地に存在する時に除外すれば、相手モンスター1体の攻撃を1度だけ無効にできる! これで、奈央さんの攻撃を無効にするわ!』 《モンスターカード》 運命の女神 フォルトゥナ 効果モンスター ☆4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻 1000 / 守 2000 自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。 相手モンスター1体の攻撃を1度だけ無効にする。 このカードの効果で攻撃を無効にしたモンスターの攻撃力分、自分のライフを回復する。 『このカードの効果で、クイーンズ・ビーの攻撃はマジシャンズ・クルセイダーには通らない! よって私のダメージは0、マジシャンズ・クルセイダーもフィールドに残るわ!』 「ば、馬鹿な! そんなカードが墓地にあるのなら、初めてクイーンズ・ビーが攻撃した時に使えば ダメージも受けなかったのに! プレイングミスもいいとこだわ!」 『それは無理よ。だって、このフォルトゥナはダメージ・コンデンサーの効果を発動した時に 墓地へ落としたんだから。』 ダメージ・コンデンサーは、手札を1枚捨てることでその効果を発動する。 今の今まで忘れていたから恐らく無意識のうちに落としていたんだろうけど、おかげで助かったわ。 「そんな・・・。くっ、モンスターを召喚したとしてももうバトルフェイズは行えない・・・・。 私はこのままターンを終了するわ。」 ● 茜 :ライフ3350 手札0枚 モンスター1体 リバース1枚 ● 奈央:ライフ2300 手札2枚 モンスター1体 リバース1枚 『私のターン、ドロー!』 奈央さんのターンを耐えたことで、マジシャンズ・クルセイダーでクイーンズ・ビーを倒せる。 伏せてるカードが気になるところだけど、ここは一歩踏み出して攻撃してみる! 『私のターン、マジシャンズ・クルセイダーでクイーンズ・ビーに攻撃する!! いくわよ、聖なる十字剣(グランド・クロス)!!』 「この瞬間、リバースカードをオープン!! 速攻魔法、収縮!! このカードにより、マジシャンズ・クルセイダーの元々の攻撃力を半分にする!」 《魔法カード》 収縮 速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。 そのモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。 『それくらい読んでるわ! チェーンして手札より魔法カードを発動! 魔法カード、魔法移し!!』 「ま、魔法移し!?」 《魔法カード》 魔法移し 速攻魔法 相手プレイヤーが既に発動している、もしくは発動した魔法カードの効果は、 ターン終了時まで自分の魔法カードとして使用する。 『このカードの効果により、あなたが発動した収縮のカードの利用権は私が貰う! 収縮の効果により、クイーンズ・ビーの攻撃力を半分にするわ!!』 「クッ・・・・!!」 女王蜂 クイーンズ・ビー 攻撃力2800 → 攻撃力1400にダウン(収縮の効果) 『収縮の効果を移し変えたことで、クイーンズ・ビーの攻撃力がマジシャンズ・クルセイダーを 超えることはない! よってこのターン、マジシャンズ・クルセイダーの攻撃は有効!!』 「フッ、ここまでね・・・・・。」 『いけぇ、マジシャンズ・クルセイダー!! 聖なる十字剣(グランド・クロス)!!』 マジシャンズ・クルセイダーの剣が聖なる光を放ち、クイーンズ・ビーを一閃の下にねじ伏せた。 私も他のモンスターを召喚していれば追撃ができたけど、もう手札はない。 『私はターンを終了するわ。』 ● 茜 :ライフ3350 手札0枚 モンスター1体 リバース1枚 ● 奈央:ライフ800 手札2枚 「私のターン・・・・・は、もう来ないわ。」 『え?』 「女王蜂 クイーンズ・ビーが倒された今、私のデッキにマジシャンズ・クルセイダーの 攻撃力2900を超えるカードは存在しない。それに、このターンのドローでどれだけいい モンスターを引いたとしても私の今の手札ではどうにもサポートしきれないわ。」 『で、でも・・・・デュエリストならデッキがなくなるまで諦めちゃ駄目だよ!!』 「勝手だけど、勝てないデュエルを続ける気はないわ。それに、こんなに大勢に見られてる中で 負けたら、私のデュエリストとしてのプライドも傷付いちゃう。悪いけど、ここは諦めさせて?」 奈央さんはそう言いながらニッコリと微笑むと、自分のデッキの上に右手を重ねた。 ソレはサレンダー、つまり「降参」を意味する敗北の証。 『せっかくいい勝負になると思ったのに・・・・。』 「私も収縮が失敗するまでは勝てるって信じてた。でも、魔法移しをターン始めに引いていたなんて ビックリしたわ・・・。勝利の女神は、あなたに微笑んだのよ。」 『そ、そんなもんかな・・・・?』 「そうよ。」 奈央さんに褒められて照れていると、奈央さんはスッと右手を差し出してきた。 私はウンッと頷くと同時に、奈央さんの右手を握って握手を返した。 ソレを見ていた周りのギャラリーから、歓声の声が上がる。 「いいデュエルだったぞー!!!」 「惜しいとこまで行ったけど、アンタもよく頑張ったよ!!」 「序盤のコンボすごかったじゃん! 俺も昆虫や魔法使いデッキ作りたくなってきたぜ!!」 ギャラリーからいろいろな意見が飛び交う中、啓輔が傍に寄ってくる。 「茜、よく頑張ったな。お前がまさかここまでの戦いを繰り広げるなんて思ってなかったぞ。」 『ちょっと啓輔、アンタがそんなこと言うなんて珍しいね? 明日は雨かしら?』 「な・・・・!! せっかく人が褒めてやってんのにその言い草はなんだ、テメェ!!」 「クスクス。仲がいいのね、2人とも♪」 こうして、私と奈央さんとのデュエルは幕を閉じた。 デュエルは最後まで何が起きるか分からない。 でも、自分のデッキやカードを信じている限り、きっとどこかで奇跡は起きると思う。 デュエルモンスターズは、そんなおもしろさを教えてくれるゲームです。 みんなもデュエルをしている最中に絶対負けそうな雰囲気になったとしても、決して諦めないで。 奇跡を起こす運命の手は、きっと誰もが持ってるはずだから・・・・・。 to be continued・・・・・・ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/bkneko/pages/1065.html
図鑑No 0001~|0051~|0101~|0151~|0201~|0251~|0301~|0351~|0401~ ※エネミーのマジックスキルは個人的な印象です。 ゴブファイアマジシャンヒーロー 図鑑No 名前 属性 タイプ 移動 0333 ゴブファイアマジシャンヒーロー 火 魔法 地上 マジックスキル MAXスピード-防御力+バーストサイズ特大 説明 ゴブファイアヒーローの亜種であり、マジシャン。 強烈な魔方陣でキャラをまとめて吹っ飛ばす危険な敵。 吹っ飛ばされている間に場がガラ空きにならないよう、いつでも召喚できるキャラを準備するのが攻略の鍵。 備考 魔法でまとめてふっとばす攻撃をする。 隙ができないようにいつでもキャラを召喚できるようにする必要がある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/648.html
登録日:2012/01/25(水) 23 57 58 更新日:2021/10/11 Mon 19 30 43 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 世界法則 概念 用語集 終わりのクロニクル 本項目では、ライトノベル『終わりのクロニクル』における「概念」という用語の意味について解説する。 〇概念 万物、自然法則など全ての根源。〇〇は△△である、という定義のようなもの。 身近なことで表すと、「光は直進する」とかそういうレベル。 その世界のルールを言葉で表したものである。 本作では、10+αの平行世界を形成していた、我々の世界とは異なる概念を使ってアイテム作ったり戦ったりする。 ちなみに我らがLow-Gには、活性化すると世界の滅亡要因になるマイナス概念くらいしかないのでとても不利。 これについては後に飛王様の大発見に繋がる。 概念を新しく創造しようという研究は一時期されていたが、成功例は無かった。これも後の伏線である。 例 ――地に足がついている この概念を使うと、どんな場所でも足場となる。 ドラえもんでいう重力ペンキ。 ――文字は力を持つ 1st-Gの世界の基本概念。 何か書いたらそれが事実となる。 床に「カタパルト」と書けば床に乗ってた物が射出されるようになり、ただのドリンクに「すごい毒」と書けばそれはすごい毒になる。 ついでに「パ」が消えたパチンコ屋の看板はこの概念下では……いや、言うまい。 文字の上手さ・原点への近さや、強く念じて書くほどその力は強くなる。 とても上手い字よりも絵に近い文字の方が強い。また、エロゲの入ったパソコンに爆弾とか書いておいておけば、 エロゲに使われた文字パワーで凄まじい煩悩爆弾が出来る。 実際に戦闘で使用するとこういうことができる。 余談だが、どの世界でも不老不死や無敵になることは不可能だったりする。 なんでも出来る力と言う訳ではないのだ。 〇概念戦争 60年前、各Gが滅びを避ける為に行った戦争。 世界を構成する概念を50%以上抽出して奪われるとその世界は滅びてしまう為、大半のGはそれらを自ら集めて概念核を作り出し、 使ったり守ったりして自分の世界を守ろうとした。 物語の舞台となるLow-G(この世界)以外の全てのG(異世界)は、終わりのクロニクル本編開始時、概念核の持ち出しや暴走等により既に滅びている。 各Gの滅びに立ち会った護国課の人間は八大竜王と呼ばれている。 ちなみに概念戦争当時、お互い自分の世界は荒らされたくないので、Low-G内に展開した概念空間を戦場とすることが多かった。 結果として、地球のエネルギーの流れである「地脈」を操作していたLow-Gの護国課が概念戦争に気づいて参加。 交渉したり戦ったり各Gの情勢が重なってしまった結果、 最弱勢力のくせに全Gを滅ぼしてしまった。皆さんも喧嘩に第三者を巻き込むのはやめましょう。 なお、一般的に削られた土地の概念は回復しないのだが、Low-Gを戦場にした場合のみ、以前の戦場の概念が回復していた例が報告されている。 〇概念核 各Gがそれぞれの世界の構成概念を集めたもの。 つまり世界の基礎である。 これらが10の世界……Gを作ったとされている。 大体が武器・兵器に込められており、各々強力な威力を持っている。 一例として、6th-Gの概念核を宿す剣V-swの第三形態は「倉敷全壊しないように三割で行くぜ!」くらいの強さ。しかもあと一段階変形を残している。 概念戦争を勝ち抜いたLow-G勢は本編開始時点で1st・3rd・5th-Gの概念核をそれぞれ半分ずつと、2nd・4th・6th・7th・8th・9th・10th-Gの概念核を所持。 所持はしているが権利は委譲されていないものもある。全ての概念核を集め、解放可能な状態にする交渉が「全竜交渉」である。 〇概念空間 景色は同じだが一般世界から隔離された異空間。灼眼のシャナの「封絶」と似たような代物。通常空間の概念の一部を使い生成する。内部の物を壊すと外部にも影響が出る。 本作の戦闘は大体この内部で行われる。 空間そのものに何らかの概念が付加されていることが多い。 例 ――世界は南を下とする その通り、地球の南側が自分達にとっての【下】になる概念。 この概念内ではすげぇ……あいつ落ちながら戦ってる……を強いられる。 ……かに見えるが、実は佐山曰く理論の落とし穴がある。 地球って、丸いんだ。 ◇作中の概念の一例 ――金属は命を持つ 給水機さえかわいいペット化する。 ――お前と俺とは同期の桜 意思疏通補助系。宴会用にどうぞ ――植物は支配者である 4th-Gの基本概念。ちなみに4th-Gには土地と太陽と大気と水と植物しかない。 自白概念 自白強制に使える概念もあるようだ。その結果、思ったことが駄々漏れになり、チラリズムの話に発展したりする。 役に立つのかこれ? ステルス概念 迷彩系や光学系などあるらしい。ちなみに、普通の迷彩服で行ったら文字通り闇や自然と同化して物理的に消えてしまった例があるため、UCATの戦闘服は白系の物。 これに見えづらくする概念をかけてステルスにしている。 まロ念(まロ概念) 何時ものようにトチ狂った佐山が創造しようとした謎の概念。全人類のお尻の感触が尻神様と同じになり神による自給自足が可能となるらしい。残念ながら完成する事は無かった当然である。 そして… 再生概念 Top-Gが複数の概念を組み合わせて開発した合成概念。 流石に不老不死までは行かないが、これがあると首を斬られても即再生出来、ショックを受けても軋みに耐えれば即復帰出来る。 作中ではTop-Gの生き残り戸田・命刻に幼少時その賢石(これ自体へのダメージも即再生)が埋め込まれていた。 矛盾許容 「何もない」と思われていたLow-Gに存在した概念。 平たく言うと多種多様な概念が展開されても、マイナス概念が存在してもこの世界が保った理由である。 後世では流体の性質や『激突のヘクセンナハト』の基礎世界等に受け継がれている。 〇余談 概念空間や兵器といった「『概念』の使用による各種行動」は、本作の超未来を舞台とした『境界線上のホライゾン』では失われ、世界への主な干渉法は「術式」等の流体技術に変化していた。 また境ホラ世界が滅んだ後、紆余曲折を経て誕生した都市世界ではさらにその先、世界そのものの構成内容「遺伝詞」と干渉法、及び都市限定の特殊法則「都市理力」が発見され、流体技術と併用されている。 なぜ概念の直接行使が失われたかは不明だが、終わクロの未来となるウェブ作品『神々のいない星で』では「高度な物理法則(概念)が他の世界を滅ぼした原因なのでは?」と推論され、 終わクロ終了後「現実の安くて負担の軽い物理法則を、状況に応じて流体で書き換えていけるように世界が変わった(意訳)」と説明されている。 ――項目は追記・修正される アニヲタwikiの基本概念。結果として項目が充実していく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「文字は力を持つ」の概念で、ある人物ロケットに「根性」と追加して無理やり飛ばしたのは吹いたわマジで。 -- 名無しさん (2016-09-06 11 10 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/994.html
クロニクル★2012年8月 から クロニクル★2012年10月? へ 2012年9月のクロニクル 120902(日) 東京都、尖閣の洋上調査実施 不動産鑑定のため 120903(月) 自民党古賀派会長(古賀誠)、谷垣総裁へ総裁選不支持を伝える 世界基督教統一神霊協会創始者・文鮮明死去 92歳 120904(火) 民主党代表選に細野環境相待望論浮上 120906(木) 民主代表選 細野環境相、出馬見送り 野田首相の再選強まる 民主党エネルギー・環境調査会、「2030年代に原発ゼロ」目標の提言まとめる 米民主党全国大会、オバマが大統領候補指名受諾演説 100万人雇用を公約 120907(金) 予算執行5兆円抑制を閣議決定 特例公債法案不成立で 自民党石原幹事長、谷垣総裁の再選協力要請を拒否 立候補へ 120908(土) 大阪維新の会、国政進出決定 名称「日本維新の会」 衆院400人規模で擁立、過半数獲得を目指す APEC首脳会議、ロシア・ウラジオストックで開催 日本、TPP参加表明を見送る 120909(日) オスプレイ配備反対の沖縄県民大会 10万人参加 120910(月) 谷垣・自民党総裁、総裁選出馬を断念 石原幹事長と調整決裂、再選見通せず 民主党代表選に4人立候補 野田首相、赤松元農水相、原口元総務相、鹿野元農水相 維新新党合流へ公開討論会 衆参国会議員7人参加 APEC首脳宣言 反保護主義、環境関連の関税引き下げ、原発安全性強化など盛り込む 松下金融相自殺 女性スキャンダルの週刊誌原因か 政府、尖閣諸島3島の国有化方針を正式決定 関係閣僚会合で 中国統計、景気減速示す 8月輸入リーマンショック以来のマイナス 鉱工業生産3年ぶりの低水準 120911(火) 日本学術会議、原発廃棄物処理の政策転換を提言 排出総量規制と地中廃棄やめ暫定保管を 尖閣3島購入を閣議決定 20.5億円で地権者と契約 小中高いじめ7万件余 2011年度文科省調べ 石原伸晃幹事長、総裁選出馬を正式表明 中国各地で尖閣国有化に抗議デモ 120912(水) リビアの米国領事館襲撃、米大使ら4人死亡 ムハンマド冒涜映像で反米デモ激化 「日本維新の会」結党を宣言 候補者公募へ 120913(木) FRB、1年3ヵ月ぶりに量的緩和再開を決定 住宅ローン担保証券を市場から毎月400億ドル買入へ 円急騰のおそれ 中東で反米デモ拡大 120914(金) 自民党総裁選に5人立候補 安倍元首相、石破前政調会長、町村元官房長官、石原幹事長、林芳正政調会長代理 26日選出 中国の海洋監視船6隻が尖閣領海に侵入 海保警告を無視 政府、新エネルギー政策を決定 2030年代に原発稼働ゼロへ、新増設せず40年廃炉 120915(土) 中国で反日デモ拡大 北京大使館前1万人 一部暴徒化、店舗や工場に放火・略奪 着工3原発(電源開発大間、中国電島根3号、東電東通1号)は「建設継続」 経産相が表明 120916(日) 西宮中国大使が急病で死去 11日に就任したばかり 65歳以上3000万人突破 人口の24.1% 団塊の世代(1947年以降生まれ)、高齢者の仲間入り 120917(月) 中国漁船、100隻規模で尖閣へ出航 外相・防衛相がパネッタ米国防長官と会談 尖閣が安保の対象であることを確認 北朝鮮弾道ミサイルに対抗するため米軍Xバンドレーダーの追加配備で合意 宇宙・サイバー空間での日米協力でも一致 120918(火) 尖閣領海、海保、巡視船50隻で警戒 中国監視船一部領海侵犯 中国100都市で反日デモ 柳条湖事件の日 当局、治安部隊を配置、大使館前デモを禁止 「革新的エネルギー・環境戦略」、閣議決定せず内閣方針に 「見直しを行いながら遂行」 首相、「近いうち解散」見直しを示唆 テレビインタビューで 経済3団体トップが共同記者会見で「原発ゼロ戦略」の見直し要求 自民党総裁選アピール続く 5候補とも中国批判、原発ゼロ反対 120919(水) 基準地価(7月1日現在)公表(国交省) 全国の住宅地2.5%下落、商業地3.1%下落 3大都市圏では下げ止まりの傾向 津波想定地で大幅下落 原子力規制委員会発足 環境省の外局で国家行政組織法3条に基づく独立委員会 事務局の原子力規制庁も460人体制で発足 再稼働新基準が当面の課題 中国、尖閣周辺の監視船「常時巡航」方針を決定 外務・防衛両省がオスプレイに「安全宣言」 日米合同委員会で飛行ルール合意 10月から普天間飛行場で本格運用へ 民主党代表選で野田首相の再選確実視 「反野田票」まとまらず 日銀、10兆円規模の追加緩和を決定 欧米の緩和策に同調 日経平均9200円台を回復 追加緩和を好感 日本航空が2年7か月ぶり再上場 初日終値3830円 120921(金) 野田首相が民主党代表に再選 1回目投票で国会議員票6割獲得し圧勝 輿石幹事長に続投要請 リビア市民デモ、イスラム過激派拠点を襲撃 120923(日) 27日北京で開催予定の日中国交正常化公式記念式典、中国より延期の通知 「日本が雰囲気壊した」中国側責任者が談話 輿石幹事長の続投決定 解散先送りの見方強まる 日馬富士、2場所連続の全勝優勝 横綱昇進へ 維新の第2回公開討論会 参加国会議員9人に 120924(月) 京浜急行脱線事故 5人けが 記録的短時間大雨で崩れた土砂に突っ込む 民主党新役員 輿石幹事長、細野政調会長、山井国対委員長、安住幹事長代行 輿石色前面の党内融和人事 「たらい回し人事」批判も シャープ、再建計画を主力取引銀行に提出 給与カット、子会社売却追加 銀行側、融資枠3600億円に拡大の方針 沖縄知事、オスプレイ配備中止を求める抗議文を防衛相に提出 120925(火) 台湾漁船40隻・巡視船8隻、尖閣領海に侵入 中国国防省が初の空母正式配備を発表 旧ソ連軍の空母を購入・改修 120926(水) 陸山会事件控訴審 1回で結審、11月判決へ 証人尋問認めず 安倍晋三元首相、自民党総裁に 決選投票で石破氏を逆転 野田首相が国連総会で演説 「領土・領海守る」 国際司法裁判所による解決訴え 福田元首相、引退を表明 後継には長男が有力 シャープ、希望退職者募集、給与削減で組合と合意 最終的には1万人超の削減へ 日本車、中国での減産拡大 尖閣問題で販売に陰り 120928(金) 中国共産党、薄煕来・元重慶市党委員会書記の党籍はく奪・公職追放を決定 自民党新体制が発足 石破幹事長、浜田国体委員長、高村副総裁、甘利政調会長、細田総務会長 新政党「日本維新の会」が発足 橋本代表、松井幹事長
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4378.html
悪魔城ドラキュラ Xクロニクル 【あくまじょうどらきゅら えっくすくろにくる】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 1枚 発売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2007年11月8日 定価 4,980円 プレイ人数 1~2人 レーティング CERO B(12歳以上対象) 廉価版 コナミ・ザ・ベスト 2009月10月8日/2,940円ベストセレクション 2010年7月15日/1,980円 判定 良作 悪魔城ドラキュラシリーズリンク 概要 特徴 改良点・追加要素 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 1993年にPCEで発売された『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のリメイク。 内容は原作と同じく、FCD版初代『悪魔城ドラキュラ』に近いステージクリア型のアクションゲームであるが、 本作は原作を3Dグラフィックにし、様々な追加要素を盛り込んだアレンジ移植である。 また原作である『血の輪廻』、原作の続編である『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』も収録されており、条件を満たすと遊ぶことができる。 特徴 『血の輪廻』の記事でも説明されているのでそちらも参照していただきたい。 グラフィックはすべて3Dに書き直されたが、ゲーム内容はステージクリア型の2Dアクション。ステージ途中にはルート分岐があり、進んだルートによってボスが異なる。異なるルートのボスを倒した場合は裏面に進む(一部ステージを除く)。 分岐して裏面に進んだ場合、ステージナンバーに「 」が付く。 原作からして高い頭身のドットで表現されていたこともあり、人物はリアル頭身で表現される。 使用できるキャラは主人公の「リヒター・ベルモンド」と女性キャラである「マリア・ラーネッド」の二人。 性能はマリアの方が上なので、初心者はこちらで攻略するのがオススメ(救出しないと使えないが)。 データごとに「達成率(%)」が記録される。最高は100%で、ボスを倒したり、特定のアイテムを集めたり、キャラを助けたりする度に増える。 当然、ただクリアするだけでは100%にはならない。ステージを隅々まで探索する事が求められる。 改良点・追加要素 敵の配置やキャラの挙動などが微調整され、原作より更に遊びやすくなった。 ただ決して簡単なゲームではなく、アクション初心者には少し厳しい難易度ではある。また原作より難しくなっている箇所もある。 ステージ内で集められるお金を払って見れるボス戦のお手本動画や、ほぼ上位互換キャラのマリア等の初心者救済要素はある。また原作同様何度も挑戦する事で上達し、クリアできるバランスにはなっている。 会話シーンの追加やボスの登場ムービーの追加等、演出面が強化された。 原作のビジュアルシーンと違い、これらは初回プレイでもスキップ可能であり、テンポを損なっていない。 原作にあった探索要素の強化 新たな仕掛けとして「赤い骸骨の壁」「水晶の壁」が追加。特定の条件を満たさないと壊せない。 「サウンドアイテム」という収集要素が追加。入手するとアイテムの番号に応じた音楽がサウンドモードで聞けるようになる他、後述の「サウンドアサイン」で使えるようになる。 手に入るサウンドは原作のものはもちろん、『月下の夜想曲』のBGMもある。 また、原作では達成度(%)とビジュアルシーンぐらいしか特典しか無かった女性キャラの救出が、探索において重要な役割を発揮するようになった。 ステージごとにクリアタイムが記録されるようになり、各ステージごとでのタイムアタック的な遊びができるようになった。 記録タイムはリヒターとマリアでそれぞれ別々。 エンディングが分岐するようになった。 特定の条件を満たさないとあるステージで原作とは違ったボスが現れ、バッドエンドルートに進む。 一方、条件を満たすとグッドエンドルートになるが、ラスボスに第3形態が追加される(原作は第2形態まで)。この第3形態はかなり強く、原作でも弱いと言われた第1~2形態より難易度が高く、ラスボスらしい強さに仕上がっている。 「STAGE5 」の内容が大幅に変わった。 原作では背景が他のステージの使い回しで、ボスもいなかったが今作では新たに作り直され、ボスも追加された。 条件を満たすとバッドエンドルート限定のボスとも戦える分岐へ行けるようにもなる。 難易度はかなり高めだが、クリアや探索をしなくてもエンディング条件には影響しない(当然達成率には影響する)。 ちなみに同ステージは完全に別物では無く、ステージの基本的なギミックなどは取り入れられつつもアレンジされている。 難所の一つだったグレートアーマーx2戦やルート分岐の存在など、オリジナルへのリスペクトともいうべき箇所も見受けられている。 キーコンフィグが追加された。 変更した内容は『血の輪廻』でも適用される。また『SFC版』のように、ワンボタンでサブウェポンを発動させる設定にすることも可能。 サウンドアサイン 簡単に言うと、ステージで流れるBGMを変更できる機能。前述のサウンドアイテムを集めると変更できる音楽が増えていく。 変更可能な音楽のラインナップはXクロニクル本編に加えて、同時収録の血の輪廻と月下の夜想曲の3作。また特定の条件を満たすと3作に未収録の楽曲が追加される。 ボスラッシュモード サブウェポンとハートの置かれた準備部屋とボスステージを交互に進んでいくモード。 ランダムにボスが選ばれる「ランダムラッシュ」、表と裏それぞれのボスと順番に戦う「表ルートボスラッシュ」「裏ルートボスラッシュ」、ラスボスを含めすべてのボスと戦う「フルラインナップラッシュ」の4つがある。 クリア時にはタイムが記録され、一定のタイム以内にクリアすればサウンドアイテムやゲームアイテムが貰える。 アドホック通信に対応しており、2人で協力して挑戦する事も出来る。 オリジナルゲーム『血の輪廻』『月下の夜想曲』の収録。 両作品とも本編で道中に落ちているゲームアイテムを入手する事でプレイ出来るようになる。ゲーム内容は省略されておらずほぼそのまま。 『月下の夜想曲』はPS版がベースだが、SS版にあったマリアとの対決イベントやマリア・ラーネッドでのプレイが追加されている。ただし他のSS版の追加要素はこちらにはなく、マリアもSS版とは全く仕様が異なっている(後述)。 また両作品とも中断機能、タイトルに戻る機能が追加されている。 余談だが原作で、古いシステムカードを使うと遊べた『あくまぢょおどらきゅらX(ペケ)』も収録されている(当然メッセージは変更されている)。 日本語・英語で言語変更が可能。 Xクロニクル本編はもちろん、オリジナルゲーム2種にも適用される。ちなみに字幕は日本語のまま。 『血の輪廻』は本編の流用という形ながらも本作が初ローカライズ。流石に元のPCEのボイスの音質の悪さまでは再現されていないがやむを得ないだろう。 『月下の夜想曲』も本作でほぼローカライズが作り直しとなった関係で全てボイスが新録されている(詳細は余談の項を参照)。 『月下の夜想曲』で、初期装備持ち越しバグが緩和された。 + ネタバレ防止、ゲームバランス崩壊技なので注意 オリジナルでは「X-X!V Q」ネームでスタートしデスに装備を剥ぎ取られる通路の前で「ワザと大ダメージを受けて吹っ飛ばされることで通路を強行突破」して装備を持ち越すというもの。 LCK以外はステータスが低くなってしまうという仕様を付いた技(ステータスが高いと吹っ飛ばない)であり、ゲーム全体において慎重なプレイを必要とされる事からバランス崩壊にはかろうじて(*1)なっていなかった。 今作ではネーム状態を問わず入室直後に最速で元の部屋に引き返す事でイベントをスキップして装備を持ち越せる。 「「X-X!V Q」吹っ飛びバグ」と違い、ステータスは通常の能力が適用され特にテクニックも必要とされないので完全なイージーモードとしてプレイすることが可能。 一方オリジナル版でこのバグで用いられていた「X-X!V Q」に関してはクリティカル乱発やアイテムコンプリートが容易になる面が残っているので利用価値は下がったものの相変わらず有効な裏技である。 賛否両論点 Xクロニクル本編 原作では当時の『ときめきメモリアル』でも使用されていたアニメタッチのデザインが採用されていたが、本作ではそれが廃され小島文美氏によるシリアスタッチのイラストになった。 しかし、ほぼ全員タッチが変わっただけでなくデザイン、声優、イベントシ-ンでの演技も大きく変わっているので、原作に思い入れがある人には少々辛いものがある。 もっとも、原作のアニメデザインも賛否両論であり、本作での変化を喜んで受け入れるファンも存在する。 マリアのロングヘアーやスカートがなびく動きなどを3Dで表現するのが難しかったのもデザインが変わった理由の一つ。 音楽もすべてアレンジされている。中には原作とかけ離れたアレンジがなされた曲や、曲自体が差し替えられているものもある。 決して出来が悪いわけではないが、原作もCD-DAによりクオリティの高いBGMが作られていたため、どちらが良いかはこれも好みによるだろう。 BGMそのものも一部変更されているものがあり、STAGE5 がステージごと差し替えられた関係で『Op.13』がサウンドアサイン限定(*2)になってしまったのは惜しむ声が多い。またSTAGE7のBGMであった『巣窟』もX68000版の楽曲『MoonFight』に差し替えとなり、新規アレンジも用意されなかった(原曲は収録されている)。 一応サウンドアサインを使えば原作の曲に出来る(もっとも、そのためにはサウンドアイテムを集める必要があるが)。 『血の輪廻』のリメイク版であるXクロニクル本編では原作に比べ探索要素が掘り下げられているのだが、その反面初見のアクション初心者やシリーズ入門者といったプレイヤーに対しては原作よりも不親切な仕様・仕掛けが増えており、良く言えば「歴代のファン向け」、悪く言えば「一見様お断り」と言った調整となっている。 上記の通り本作で原作『輪廻』をプレイするためには、Xクロニクルの裏ルートのステージでアイテムを入手しなければならない。しかし先に本リメイクをある程度やっておかないと『輪廻』をすぐにプレイできないにもかかわらず、寧ろ『輪廻』を先にプレイし仕掛けや戦い方を覚えていないと対処法が分かり辛い様な構成になっているものも多い。 グラフィックが2Dから3Dに変化しリアリティは向上したものの、初見の状態でも敵の攻撃の軌道の回避方法や仕掛けの対処法が察し易かった原作に比べるとリメイクの方は視認性が悪くなってしまっているものがある。 例として骨柱の炎やドラキュラの炎などの視認性が原作よりも悪く、輪廻含む悪魔城シリーズをある程度経験し、炎の軌道の規則性を予め理解しておかなければ回避方法を見出し辛い様な構成になってしまっている。(*3) カエルの石像の仕掛けも変更。原作では「比較的敵が湧かない安全な場所に目立つカエル像があり、そこに鞭を当てて仕掛けを起動させる」というライトユーザーでも比較的気付き易い様な配慮がされた構成だったのに対し、リメイクの方では「カエル像が載っていないステージ端の石像まで、該当石像より前の位置に出現する色違いの敵カエルを誘導する(*4)」という初見殺し気味なものに変更されている。 但しテラ救出のための階段の入口は原作よりも分かりやすくなっている。 原作『輪廻』と異なりアネットを救出するためには他ステージに囚われている女性2人の救出も必須になった。 リメイクとして原作プレイヤーの意表を突く、という点では必ずしも悪いと言える訳ではないが、ゲーム終盤のステージ6開始前に囚われた彼女の描写があり、プレイヤーが彼女の救出に意欲的になる様な演出があった原作(*5)や、救出難易度は高いが「あそこで穴に落ちてしまったのが原因だったのだろうか」「鍵を長い間保持していればどこかに入れる部屋があるかもしれない」などと言った様に考え攻略することで、自ずと救出ルートに進む様な導線が引かれていたSFCの『XX』に比べると、上記した様にシリーズ入門・初心者に対しては少々不親切になっている。 + 詳細 救出しなかった場合のネタバレ注意 隠された鍵の隠し部屋に行きアネットを救出しておかないと、「XX」の様にドラキュラの手にかかり敵と化したアネットと戦わなければならず、更にドラキュラ自体も倒しきれずにバッドエンド直行となる。 しかし救出できなかった際に「なんでもっと早く助けに来てくれなかったんだ」という旨のアネットの台詞があり、(攫われたステージ1での事を指しているのかもしれないが、)各ステージを時間をかけてじっくり探索する必要がある救出条件に対してこの台詞がイマイチ噛み合わず、更に直前にある鍵の部屋は他女性を助けない限りダミーのハズレ部屋にしか入れないなど全体的に理不尽気味な演出が多く、原作に比べ暗くなった作風も相まって初見プレイヤーのアネット救出の意欲を削ぐ様な構成になってしまっている。 一応バッドエンド後には「多くの女性を救出すると出現する隠しボスを倒せば先に進める」という旨のヒントメッセージも表示されるが… 原作『輪廻』では助けなくてもドラキュラを倒してノーマルエンドに進める上に、上記リメイク版のダミー部屋がこちらではアネットがいる正解の部屋のため救出難易度自体も低い。助けないとバッドエンドになる『XX』でもドラキュラ自体は倒す事ができる上、上記した様に強制はしないができるだけ救出を促す様な構成になっている。 問題点 Xクロニクル本編 グラフィックが3Dになった弊害で、ドット絵でははっきり見えていた仕掛けや敵の配置が見辛くなっている部分がある。 フレームレートが30fpsと2DACTとしてはやや低く、精密な動作を要求される場面では入力に重さを感じやすい。 ちなみに同時収録の『血の輪廻』『月下の夜想曲』は原典通り60fpsで動作する。 血の輪廻 ゲーム開始時のデモの音声がXクロニクル本編と同じものに差し替えられている。 ビジュアルシーンにおいて音ズレが発生している。そのため、キャラの声と口の動きが合っていないシーンも。 ディスクアクセスに起因するものなのか、ダウンロード版では音ズレしない。 ステージボス撃破後に魔力の結晶を取得した際にキャラ動作がスローモーションにならない。 一方、Xクロニクル本編の方では魔力の結晶を取得するとスローモーションになる点が再現されている。のだが「リメイクで再現出来た物が同時収録されている筈の原作では出来なくなった」とはいかがなものか。 月下の夜想曲 霧変身のキー設定が「狼変身のボタンと蝙蝠変身のボタンの同時押し」に固定されてしまっている。 デフォルトでは狼変身がL、蝙蝠変身がRなので、設定画面では便宜上「L+R」と表示されているがこれ以外の組み合わせでも変身は可。 恐らくL2、R2ボタンが無いことによる仕様変更なのだろうが、アーカイブス版ではアナログパッドで代用できる。本作では本編での設定でアナログパッドに操作を切り替えることが出来るので、その弊害で代用が出来なかったものと思われる。 更に厄介なのは、これらのボタンを押し続けないと変身を維持できないということ(PS版ではワンタッチで変身/解除できた)。 効果音のキーが原作と異なる。 マリアモードでのマリアの性能がSS版と大きく異なっているが、その性能があまり良くない。 エネルギー弾を撃ったりコマンドで四聖獣を召喚するなどかなりはっちゃけていたが、今作では血の輪廻に準じた性能に変更された。 通常攻撃は鳥で、四聖獣もサブウェポン扱い。急降下キックが可能。ハイジャンプもできるがSS版と異なり鳥に掴まって飛ぶものに変更された。 そのためか全体的に火力がかなり落ちている。通常攻撃は貧弱でサブウェポンが無いとかなり苦しい。またサブウェポンも一部はあまり役に立たないという始末。 とは言え、このおかげでリヒターを止められずアルカードに制止を依頼するという展開が納得できるようにはなった。 また、アルカードやリヒターのように無敵判定のある技もない。 リヒターのタックルと同じコマンドで前転ができるが、早く移動できるわけでもなく、敵にぶつかった際あと一撃で倒せない状態だとこちらもダメージを喰らう誰得仕様。 もっとも、通常攻撃で倒せる敵も少なくない上、機動力は他の二人に比べてもかなり高めであり、普通に遊べるレベルではある。 他の二人と違いダッシュ無しでも早く移動でき、ダッシュはワンボタンかつ空中でも出来るので空中での横移動はかなり快適。 地味にサブウェポンを二つ所持する事も出来る。 ちなみにボスの方のマリアも上記の変更点に合わせる形となりSS版とは全面的に別物。実質的に「見た目だけはSS版と同じだが中身は別物」といった感じである。 前後のやりとりはSS版と変わらないが、怪物図鑑の記述は異なる。後、SS版よりレベルが2低い(SS版 48、PSP版 46)。 一部の曲が差し替えられている。 マリア戦のBGMが「Guardian」で無くリヒター戦と同じ「異形の血族」になった。 「Guardian」はSS版限定のBGMでサントラにも収録されておらず人気も高いので、収録されなかったのは惜しいところである。 またエンディングテーマも山根ミチル氏による新曲「哀悼のセレナーデ」に差し替えられている。 総評 原作の良い所を損なわず、更にボリュームアップを図った良リメイク。 またPCE版『血の輪廻』とシリーズの転換点となった『月下の夜想曲』もまるまる遊べて、かなりお得である。 古参ファンから悪魔城シリーズに初めて触れる人まで幅広くお勧めできる作品になっている。 余談 海外では『血の輪廻』が発売されておらずSFC移植の『悪魔城ドラキュラXX』のみが発売されていた。そのため海外ファンは本作の登場で初めて『血の輪廻』に触れることが出来るようになった。 正式な英名も定められ、『Castlevania Rondo of blood』となった。つまり日本語とほぼ同様。ちなみに『月下』のプロローグ同様、最終面のタイトルは「Bloodline」となっている。日本語版最終面「血の輪廻」のようにゲームタイトルが再掲される演出が採用されなかったことになるが、これは海外では実はこのタイトルは使用済みだったためと見られる。 海外版の本作に収録されている『血の輪廻』では、デモシーンの音声も(Xクロニクル本編からの流用という形だが)英語に変更されている。細かい字幕等も日本語から英語に変わっている。 2010年にWiiのVCでPCE版が配信された。PSP収録版と違いVCの仕様上日本版そのままのためデモーシーンも日本語音声だけで、字幕表示もされない。 本作収録版の『月下の夜想曲』(『Castlevania Symphony of the Night』)の方も当時発売されたPS版とはかなり仕様が異なり、移植というよりは1からローカライズを開発し直したという方が適切なほど変更点が多い。 当時の海外PS版では一部の使い魔が登場していなかったが本作では全て登場する。それに伴い変更されていた魔導器の配置も全て日本語版と同じに戻された。 また、ボイスが全て録り直され、訳もかなり変わっている(*6)。Xクロニクル本編とのキャストを統一するのが目的だったと見られるが、本編には登場しないアルカードもきっちり全て録り直されている。ちなみに新キャストは概ね日本語版の声優に近い声質の役者を選んだようだ(*7)。リヒターとアルカードの新キャストは後の『HoD』『スマブラSP(*8)』でも続投した。 マップ切り替え時の表示など他の部分も細かい修正が入っている。 主人公リヒターの声優は『月下の夜想曲』と同じく梁田清之氏が担当している…のだが、10年の時を経て氏の声質がかなり変わったため『月下』のイメージとはかなり異なった声になっている。 ちょうど本作には『月下』が収録されているので、聞き比べて見るのも面白いだろう。 後にPS4で配信された『悪魔城ドラキュラXセレクション 血の輪廻 月下の夜想曲』は一見するとオリジナル版の移植に見えるが、どちらのタイトルもインターフェイス面や一部変更された仕様など本作と共通している部分が多いため、実質的にPSP移植版の再移植という事になっている。 日本人からすれば違和感のあるやり方だが、海外では上記の通り本作でローカライズが作り直されていることから考えると今更古いバージョンを出すわけにはいかないという事情もあるのだろう。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2990.html
戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (25)正気か否か 浮遊大陸、白の王国、空の真珠、風の国。 詩人にそのように称えられたアルビオン王国は今に無く、取って代わったはずの神聖アルビオン共和国もまた無い。 そこにあるのはありとあらゆる者が死滅し、腐敗し、死に損なって徘徊する黄泉の国。 吐き気を催す邪悪の気配を感じる地、それが現在のアルビオンであった。 かつてはその美しさを歌に謡われた王都ロンディニウム。そしてその王城であるハヴィランド宮殿においてもそれは変わることが無い。 その中枢、王の間。 数少ない生者の一人が、王にのみ座ることを許された玉座に腰掛けていた。 周囲には闇、粘度を持ってこびりつく様な黒が蟠っている。 染み一つ無い真白を纏っているにも関わらず、違和感なく暗黒と同化している男、彼の名はジャン・ジャック・ド・ワルド。 灯によって生まれ変わり、多次元宇宙ドミニアを渡り歩く力を得た存在、プレインズウォーカーの一人である。 数万からなる死者の軍勢を従えた王は言葉を発さない。 だがその顔には、怒りと、苦悩と、そして狂気が刻まれていた。 世界そのものを左右しうる比類無き神の如き力、それを手に入れたワルドが思い煩うことはただ一つ。 (ルイズ……ルイズ、ルイズ、ルイズ、ルイズ、ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ ルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズ 始祖の再誕、虚無の花嫁、次元の姫君、僕のルイズ!」 いつしか想いは何時しか奔流となって、その口から迸っていた。 ワルドにとって唯一つの執着、それはあの若き日の婚約者ルイズ。 彼はただ一人の女性を想い焦がれ、その一挙手一投足にまで思いをはせる。 彼女の瞳、彼女の髪、彼女の指先、彼女の身体、彼女の声、彼女の力、その全てを思い描いたワルドは得も言われぬ恍惚感を感じ……そして激怒した。 「――なぜだ!!??」 石作りの王城に、雷鳴の如き叫びがこだまとなって響き渡る。 返事をするものはいない。 そもそも、この城において生きることを許されたものは、彼を除けば二人しかない。 そしてその二人はこの場に居合わせておらず、ならば答えるものなどいるはずが無い。 「なぜだルイズ! なぜ君は僕を分かろうとしない!? なぜだなぜだなぜだ!?」 体から溢れ出た魔力が衝撃となって四方へと伸び、周囲の床がびしりと音を立ててひび割れた。 「僕はこんなにも君を愛しているというのに! なぜ君は受け入れようとしない!」 猛り狂う感情が魔力の放出に拍車をかけ、床や壁から細かな破片が飛び散る。 そう、ジャン・ジャック・ド・ワルドはルイズ・ド・ラ・ヴァリエールを、深く深く愛していた。 トリステインへの侵攻を企てていた神聖アルビオン共和国皇帝クロムウェルを真っ先に抹殺したのも、それを唆していたシェフィールドを葬ったのも全ては彼女の為。 虚無の担い手であるルイズに対して良からぬことを企てていたガリア王ジョゼフを誅殺したのも彼女の為。 両国を利用し、トリステインへと宣戦布告したのも、ゲルマニアを制圧したのも、ロマリアと交渉し不干渉を取り付けたのも全ては彼女を手に入れる為。 少々の予定外はあったが、何もかも彼女の為。どのような手段を用いてもルイズ個人を手に入れる為に起こした行動なのであった。 全ての戦争、全て争い、現在起きている全ての混乱、悲劇、憎しみ、悲しみは、一切がルイズという個人に帰結するものであった。 自分自身の愛の深さをルイズに示し、そして彼女の全てを手に入れる。 その為にもまずはトリステインという国を人質にして、その身を手に入れる。 そうしてからじっくりとルイズと心を通じ合わせるつもりでいた。 彼女が自分を愛するようになるまでは時間がかかるかもしれない、だが必ず分かってくれると思っていた。 ――だがどうだ? 彼女が自分を見る目は怯えしか宿していなかったのではいか?―― 握り締めた拍子に、玉座の縁が砕け散った。 「……違う」 そうだ、悪いのはあの男だ。 あの男がルイズの傍に立って、彼女を誑かしているのだ。 ウルザがルイズと自分の間に障壁となって立ちはだかっているのだ。 確かに、四千年もの年月を積み重ねたウルザの力は強大だ。 『転生』したばかりの存在である自分とは比べ物にならないほどの力や知識、技術を有しているだろ。 だがそれが何だと言うのだ。屈してなるものか。 あれは亡霊だ、過去に取り付かれた悪鬼だ。 未来を紡ぐ事ができない、ただの狂人だ。 過去を振り返るしか能の無い老人は死ね、未来を生きる自分に道を譲って死ね。 死ね 死ね死ね 死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね ワルドの瞳が朱に輝く。 そのとき、ふいに闇の中、影が動いた。 一つではない。 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ。否、正しくは五人。 闇に紛れ姿を隠した黒装束の男達。 それまで潜んでいた彼らは、錯乱したかのようなワルドの様子を好機と受け取ったのか、殺気を隠さず襲いかかった。 暗闇に生きる彼らにとって視界を閉ざす黒は障害になり得ない。 そこすでに必殺の間合い。 けれど、彼らは読み誤った。 闇こそはワルドの化身。 その姿を捉えることなど、今の彼にとっては児戯より易い。 王座に座ったままのワルドが、右の手首を払う。 それだけで一人目の暗殺者の上半身が文字通り闇に食われ、消滅した。 ――殺してやる―― 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 左手で虚空を握りつぶす。 飛びかかろうとしていた二人目の暗殺者が、石榴のように赤く弾けた。 ――僕とルイズの未来のために―― 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 仲間の屍を踏み越え肉薄した暗殺者が、大振りなナイフをワルドの心臓へと突き立てようとする。 刃が触れた途端、三人目は時間を早送りされたように腐敗し朽ち果て、そして砂となって崩れ落ちた。 ――貴様は死ね―― 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね ワルドが朱色の軌跡を残しながら正面を向いた。 不運にも視線を正面から見てしまった哀れな四人目は、その瞬間に心臓を停止した。 ――そして彼女を手に入れる―― 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 慌てて逃げようとする最後の一人に、ワルドは一言呪いの言葉を呟いた。 その瞬間、五人目には永遠に逃れることのできない狂気と、慈悲深い緩慢なる死が約束された。 ――待っていろ、プレインズウォーカー・ウルザ―― 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 今なら分かる。人間とプレインズウォーカー、その存在としてステージの違いを。 人がプレインズウォーカーに挑むというのは、蟻が人に挑むことに似ている。 どれだけ粋がったところで、下等な虫けらが人間に挑むなど滑稽でしかない。 人の身でどれほどの修練を積み、どれほどの技を身につけたとしても、プレインズウォーカーに敵うはずがない。 思い出されるのはラ・ロシェール、そしてニューカッスル城、二つの戦い。 人間ワルドがプレインズウォーカー・ウルザに挑んだ。 なんと滑稽なことだろう。自分はあのとき八つ裂きにされ、磨り潰され、塵芥に分解され、次元の彼方へと追放されてもおかしくなかった。 けれどあの老人はそれをしなかった、わざわざその力を抑え人としての身で自分と戦った。 ――憎い―― それは余裕の表れか、滑稽な余興のつもりだったか、それとも人の身であった自分への哀れみか。 どれにしろ、あの男は自分を高みから見下していたのだ。 だが、自分は力を手に入れた。あのときとは違う。 足りない力は補えばいい、そうして自分は今度こそあの男を同じ目線で戦うことができる。 先の戦いでは邪魔が入ったが、次こそはあの男を十全の力をもって葬り去ろう。 そうしてルイズを手に入れるのだ。 再び一人になった闇の中、ワルドがおかしそうにくつくつと声を殺して嗤う。 暗殺者達の死体は、既に痕跡すら残さず消え去っていた。 ルイズを求めるワルド。 だが、彼は気づいているのだろうか? その考えが、ところどころ破綻をきたしていることに。 そもそも、本来は目的の為の手段としてルイズを手に入れようとしていたことを覚えているのだろうか。 彼の胸元で、ペンダントが虚しく揺れていた。 小さな吐息が聞こえる。 人々が寝静まった静寂の時間、部屋には二人の姿。 一人はベットの中で安らかに眠るルイズ、そしてもう一人は机に向かうウルザ。 彼は机の上に置かれたランプの灯りを頼りに、開かれた本に淀みなくペンを走らせている。 そうして彼は今、手先を細かく動かしながらも別のことを考えていた。 思索に耽っているのはルイズの病についてのこと。 進行性変性症候群。 それが彼女を蝕む病の名であった。 その病こそは古代スラン文明の文献・伝承に繰り返しその名を語られる不治の病『ファイシス症』に違いなかった。 曰くファイシス症に侵された者は、身体の内外から腐り果て、やがては死に至る。 そして、その治療法は見つかっていない、昔も、今も。 ルイズが眠っている間に様々な検証を行った、だが、得たものは少ない。 手にできたものは、大きな確証に小さな進歩。 ルイズの身に起きている異変がファイシス症の急性発症であるとの確証と、ウルザの力を持ってしてもその病を取り除くのは不可能だという事実。 古代スラン文明において、パワーストーンに長期間接することで発症するとされたファイシス症、なぜそれが彼女に発症したかについては、彼なりにいくつかの推測を立てていた。 その中でも、これまで彼女が何度も示してきたパワーストーンへの高すぎる順応性が仇となったのではないかとの仮説が有力であるのだが、今更それを抑制したとしても発症した病の治癒には繋がらない。 実のところ、ウルザ自身もファイシス症の患者を実際に目にするのはこれが初めてとなる。 パワーストーンに支えられていた古代スラン文明が崩壊してすでに七〇〇〇年、力を残すパワーストーンそのものが希少である為、それに由来するファイシス症の患者は長く確認されていない。 かつてトレイリアのアカデミーにおいてこの分野についても研究が進められていたが、ウルザ自身はそのような研究に興味を惹かれなかった為深くは関わらなかった。 このことが今となっては悔やまれるとは当時は思っても見なかった。 あるいは家族を弔うべく、トレイリアをまきの山と化したバリンであったならば、何かを知っていたかもしれない。 ウルザ自身はあくまでアーティフィクサー、役割で言うなら魔術的なことはバリンが受け持つというのが、ここ千数百年の習慣だった。 息を吐き、絶え間なく動かしていたペンの動きが止まる。 バリンを、友であり、良きパートナーであり、そして最後は復讐にとりつかれたドミナリア最強のウィザードを思い出し、しばし思考と指先を停止させた。 ファイシス症の最もやっかいな点は、魔法による治療が不可能であるという一点に尽きる。 その治療に有効とされる方法は、彼の知識の内には外科的なアプローチの他にない。 あるいはバリンの知識があったとしても、彼には何も手が打てなかったかもしれない。 そういう意味では、この場にいるウルザこそが治療には相応しいと言える。 しかし、このプレインズウォーカーを持ってしても、決定的に欠けているものがある。 それはデータだ。 現在ウルザはルイズに対して、投薬による治療を続けている。 魔法を一切使用しない、科学的な薬剤療法。これは確かに魔法による治療に比べれば格段の効果が認められた。 実際に彼女は起きて話していたし、暫くすれば立って歩くことも可能だろう。 だが、それは目に見える外面の部分だけである。 彼女の体の内部や末端神経、そういった部分は確実に病魔は蝕まれている。そのことは彼女自身にもすでに自覚症状となって現れているに違いない。 やはり、投薬による治療には限界があると言わざるを得なかった。 ならばなぜ、このような効果の薄い治療を続けているのか、それは臨床データの決定的な不足に起因していた。 外科的治療を行うにしろ投薬治療を続けるにしろ、限られた時間の中でこれ以上の進展を求めるなら、臨床データの入手が急務といえる。 そして、現在のハルケギニアでそれが手にはいるとすればただ一つ。 思考を閉じて、再びペンを走らせる。 閉じれば厚さが拳一つ分はあろうかという本、そのページに超人的な速度で文字が躍る。 間断なく書き綴られていくのは、現在この世界で読み書きされる二種の文字、ルーン文字と公用文字。 ハルケギニアのメイジなら誰でも簡単に読み進められるそれで、ウルザは自身が知るドミニアの魔法とその理論とをびっしりと書き込んでいく。 ウルザの手によるそれは、この世界で初となるハルケギニアのメイジ向けに書かれたマナを用いた実践魔術書と言えるものだった。 今は白、緑、赤、青、黒、五色のマナについての項目を記述しているところであった。 膨大な紙面を割いて理論を説明し、マナの練り方と土地からの供給法、そして基本的ないくつかの魔法を書き記した。 治癒の軟膏/Healing Salveの作成法、巨大化/Giant Growth、ショック/Shock、ぐるぐる/Twiddleの使用法、暗黒の儀式の秘術。 基礎から応用、実践までを一冊に纏めた教導書であり、魔術書でもあり、秘本でもあるそれは、ただ一人のために書かれている。 ルイズを救う為の方法の一つ、その為の下準備としてウルザは書を記す。 試せる手段があるなら、それがたとえどの様な犠牲を払うこととなろうとも、ウルザはそれを試すつもりでいた。 そのことに対してルイズ自身がどのような感情を抱くとしても。 プレインズウォーカーには狂気が宿る。 久遠の闇からの祝福を受け、多次元宇宙ドミニアを渡る力を持ち、神の如き力と強大な魔力を有するプレインズウォーカー。 しかし、彼らは多かれ少なかれその身の内に、必ず狂気の種子を持っている。 故に、彼らの正気の度合いを測るのは難しい。 狂っているって?狂っているとしたら、それはお前自身だ。 ―――ワルドからウルザへ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む